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昨日、ドル円90円割れ、一時88円台に再突入しました。
シティグループが5期連続赤字報道、金融不安再燃による円買い再開です。
本日に入って日経平均は400円以上も下落し、ドル円は89円前半に張り付いています。
欧州、NY時間に入ってどのように推移していくか。

さて、今日は昨日に引き続き、「円高」に注目していきたいと思います。
円高が加速するたびに話題になる為替介入。
政府は為替介入を行う気はあるのか、この辺について思うところを書きたいと思います。

自動車業界は1ドル95円、製造業全般で1ドル93円、このレベルが業績が赤字、黒字のボーダーラインといわれています。つまり、もし現状の為替レートが今後も続いたら、輸出関連企業の業績は赤字になってしまうということです。
当然、企業側も円高に対応するため、国内の製造拠点を大幅縮小、海外拠点の大幅拡張へ方針転換せざるを得ない状況になり、国内の従業員の解雇、リストラが加速、失業者が増加し、国内景気のさらなる悪化へつながっていきます。
「円高を機会に外需依存体質から内需拡大へ転換すべき」と言ってる評論家もいますが、中長期でみればそうかもしれませんが、こんな経済状況下では、為替が円安方向に振れることを期待する方が現実的です。

先日、TVで日産のゴーン社長が「政府は為替安定のため円高是正に向けた政策を打つべきだ」と話しているのを見ました。遠まわしですが、為替介入を行うべきだと、というメッセージに他なりません。経団連の御手洗会長も、今日「各国で協力して円高是正をしてほしい」という発言をしました。

2008年3月に95円台、10月に90円台、12月に87円台、とじりじり底値が下がってきています。
次は80円を目指すという予想がもっぱらですが、この80円という基準で為替介入が発動されるのではないかといわれています。
90円のラインを突破されたら為替介入を行うのではないか、といわれた時期がありましたが、介入は実施されませんでした。為替介入を見送っている主な理由は、以下のものと思われます。

1. 単独介入になること

介入効果については、自国が単独で行うより、各国が協調して行う方が大きな効果があります。
現在ドルは円以外の通貨では強く、円のみがドルに対して強い状況、「円独歩高」になっています。つまり円高で困っているのは日本だけなので、他国が協調する理由がありません。

2. 円買い圧力は全世界

協調介入が望めないと単独介入になるわけですが、その場合、効果は限定的になります。
2004年、財務省はヘッジファンドの投機アタックによる円高を単独介入で応戦しました。俗に言う伝説の「日銀砲」です。目標に達するまで、3カ月以上にわたる介入期間と30兆円以上の資金を要しました。
今回は、全世界が円買いをしています。全世界が相手では、さすがの「日銀砲」でもトレンドを変えることは難しく、せいぜい現状ラインを維持するのが可能なレベルではないか、といわれています。

政府も自律的に円高が是正されることも望んでいるわけですが、さすがに80円近くまで円高が進んだら無視できないだろう、介入せざるを得ないだろう、というわけです。
円実効レート(ドル円だけでなく全ての通貨に対しての円の強さを測る指標)では、既に史上最高値を更新している為、85円割れのレベルでも発動するのでないか、という予測もあります。

ちなみに、円高是正は自国通貨売り介入になるので、理論的には介入資金がなくなる、ということはありません。(法律で介入枠の上限が定められてはいますが。)
この辺は、外貨準備金不足でウォン安是正の介入に苦しんでいる韓国とかとは状況は異なりますね。

個人的には、日銀の為替介入を是非みてみたい。
円高で苦しんでいる人たちから見れば、ノーテンキな発言かもしれませんが。

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